亀頭増大の術後の勃起について
亀頭増大はフィラーと呼ばれる充填剤を亀頭部分に注入することでその効果を得ます。
それゆえ、術後の勃起について不安に感じる人も多いと思われます。
しかし、一般的に術後に勃起不全のような勃起機能の低下等の現象がみられることは稀であるので、そこまで神経をとがらせる必要はないと言えます。
とはいえ、そのようなリスクが全くないということはありません。
そもそも勃起というのは、性的な刺激によって、ペニスの海綿体という細い血管に血液が流れ込むことにより生じます。
そのため、この血管は勃起において非常に重要な役割を占めているといえます。
話を元に戻しますが、亀頭増大の手術において、手術に使われる注射がペニスの奥深くにある勃起を司る神経に触れることは基本的にありません。
ところが、万が一その神経を傷つけるようなことがあれば勃起がままならなくなる可能性もあります。
また、フィラーにより血流が低下し、その結果として勃起不全に陥るということもあります。
勃起不全のリスクの回避
亀頭増大に限らず性器をいじるような手術においては、担当医師との手術前の綿密な打ち合わせが重要であると言えます。
これを怠らずにしっかりと行うことで、術後の副作用や不具合などのリスクにさらされる可能性も大幅に減ると考えられます。
今回のような一例として、亀頭増大手術は術後の勃起に影響があるか否かといった疑問は手術前に担当医師にしっかりと確認しておくべきです。
そうすれば、術後の血行障害のリスクや無理な治療による亀頭の壊死の危険性といったことを事前に知っておくことができます。
また、亀頭増大の術後にマスターベーションや性行為を行うなどして、意図的に勃起させるのは控えた方がいいと言えるでしょう。
術後の亀頭は非常にデリケートな状態であるので、無理に刺激して血管を傷つけたりというようなことがあれば、その後の勃起に障害が生じたり、その他の副作用につながる危険性もあるので、術後は最低数日間はペニスを安静にしておくべきです。
まとめ
現在は医療技術の発展等によって、亀頭増大の術後に勃起に障害が生じるといったリスクはかなり低いと言えます。
基本的に亀頭増大のような手術は、経験豊富なペニスの専門医が担当することがほとんどなので、安心であるといえるでしょう。
ただし、勃起不全のようなリスクもゼロではないので、ちゃんとクリニックの担当医と相談し、術後はペニスを数日間はいじらないようにするなど、セルフマネジメントをしっかりと行うことをお勧めします。